荘園

公地公民から荘園制へ

荘園。中世の日本史を勉強すると、この言葉がやたらと出てきます。 したがって、当サイトも荘園を抜きに話すことはできません。中世は荘園を巡って動いていく歴史とも言えるからです。 ここでは、荘園ができるまでの過程について見ていきましょう。 ...
鎌倉時代

日本最初の徳政令。永仁の徳政令。

徳政令。 鎌倉時代から室町時代に、幕府・朝廷が「土倉(どそう)」と呼ばれる金融業者に、債権放棄させることを命じた法律。つまり、借金棒引きの上に、質も返還させることを命じる内容で、現代では考えられない法律。 有名な徳政令として、永仁の徳政...
鎌倉時代

元寇後、御家人の生活は苦しかった

蒙古襲来、あるいは元寇。 日本側の勝利については、神風が吹いたからとか、日本武士が強かったから、元・高麗軍が準備不足だったとか、様々な説がありますが・・・ とにかく、日本は元・高麗を撃退しました。 2度の蒙古襲来を時系列にご紹介...
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飛鳥時代

大化の改新と土地

江戸時代までの日本を理解をしようとするならば、土地支配の変遷に着目するとわかりやすいと思うのです。 といっても、土地の話は難しい。 江戸時代より前、正確には太閤検地の前は複雑です。 それをわかりやすく説明することを当サイトは目指してい...
鎌倉時代

「守護・地頭」の地頭。実は2つの主に従う御家人だった。

日本史の授業で、鎌倉時代に入ったら必ず出てくる「守護・地頭」。 守護はこちらに詳しく解説。 それでは地頭って何ぞや。 簡単に言うと、公家と将軍に奉公した御家人です。 どういうことか見ていきましょう。 鎌倉時代の地頭 地頭のはじま...
室町時代

守護と守護大名の違いを解説

鎌倉時代は守護、室町時代は守護大名という名が頻繁に出てきます。 守護とは何なのでしょう。守護と守護大名は何が違うのでしょうか? 守護 守護のはじまり 守護の語源は、国司が国内の治安維持を、そこに住んでいる武士にあたらせ、彼らを国守護人と呼...
鎌倉時代の足利氏

足利義兼と源頼朝、北条氏

足利義兼は、鎌倉幕府成立当初から幕府内で重きをなす人物でした。 その証拠として、門葉(もんよう)と呼ばれる源氏一門衆に名を連ねています。同じ源氏であっても門葉に名を連ねるのは簡単ではなかったようで、源頼朝に気に入られる必要があります。 ...
室町時代

「足利尊氏と日野資名・賢俊兄弟」についての話

日野氏の出自 日野氏とは何者でしょうか? 足利将軍家に正室を送り出す家柄ですから、名家であることは想像できます。 藤原北家出身です。 平安時代、藤原資業が自分の領地であった京都市伏見区日野に法界寺を建立したことから、その地名をとって「...
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